たかしーのがいろんなひとり飲みスポットを飲み歩くひとり飲みある記。
第23回は、
神田にやってきました!
飲み屋さんが多く、新橋に並んでサラリーマンの聖地となっているエリアですが、そんな中、今回はこの店におジャマをしてきました!
俺の魚を食ってみろ!! 神田研究所
JR神田駅南口から南へ徒歩1分。
インパクトのある看板に目を引かれる「朝締めの高級鮮魚とお酒をお手頃価格で」がモットーの海鮮居酒屋でございます。
ちなみに「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」など、「俺の~」シリーズのお店とは関係はないそうです。笑
そんな男気あふれる店名の「俺の魚を食ってみろ!!」で、文字通り魚を食ってきたので、その模様をレポートいたします!
鳶飛魚躍
さて、本日は魚ということで、合わせるお酒はもちろん…
日本酒!
頼んだのは、この店オリジナルの純米吟醸
鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)(500円)
大都会に蘇った酒蔵として100年ぶりに東京23区内に復活を遂げた東京港醸造と「俺の魚を食ってみろ!!」とがコラボして作ったお酒で、
いただくと、純米吟醸ならでは混じりっけのない透き通った味わいで、水みたいにスッと飲める日本酒となっていました!
ちなみに、鳶飛魚躍とは、全ての生き物が生まれた時から持っている性質に従って、その性質を楽しみながら自由に生きることを現した四字熟語。
ですが、他の意味もあって、よい政治が行われ、世の中が平和なことを現す四字熟語でもあるんだとか。
私が生きているうちに「最近の世の中、鳶飛魚躍だな~」と呼べる日は来るんでしょうかね、、、。
お通し
お通しは、あさり汁。
あさりには、うまみ成分であるタウリンが豊富に含まれているのですが、これが二日酔いに効果的!
これで明日のことを気にせず、飲むことができますね!笑
厳選六種盛り合わせ
それでは、日本酒もきたところで、本日の肴へ。
まずは、これだろう!ということで、
厳選六種盛り合わせ(580円)を頼んでみたのですが、出てきたのは、なんと…
えっ、豪華すぎやない!これΣ(゚д゚lll)!!
お刺身以外に、なんかいろいろとついてきました!
てか、どこが六種なんでしょうか。パッと見、八種はあるのですが。笑
とりあえず、順々に見ていきましょう。
右半分は、お刺身コーナー。
ラインナップは、まだい(左上)、かんぱち(右上)、水だこ(左下)、すずき(右下)となっていました。
どれもキラキラ光っていて、まるで宝石箱のようです!
で、それはいいとして、問題は左半分。
まさかの、小鉢コーナー。笑
ラインナップは、うにクリームコロッケ(左上)、たこの酢づけ(右上)、ほたてわさびドレッシング(左下)、トロサーモン漬けアボカド巻き(右下)となっていました。
確かに、うにクリームコロッケとたこの酢づけは刺身ではないので、カウントから除外すると、六種にはなるような…。笑
とはいえ、これだけのボリュームで580円なのは驚きですね!
さて、そんな刺し盛りをいただくため、卓上の醤油に手を伸ばしたのですが、よく見てみると、ただの醤油ではなく、かき醤油!
実は、このお店。
醤油にはすごいこだわりを持っていて…
なんと、お店が選び抜いた8種類ものこだわり醤油を頼めるメニューまで存在していました!
しかも、醤油のボトルキープまで可能。
これは、通いたくなるサービスですよね~。
とはいえ、こちらは出張サラリーマンゆえ、ボトルキープはせずに、無課金でいただけるかき醤油で、刺し盛りを実食!
いつもの醤油より、甘くて深みがある味わいの醤油が、新鮮なお刺身とピッタリで、大満足のおいしさ!
特に、水たことすずきの食感がプリっとして、弾力があって、自分的には大ヒット!
また、刺身ではありませんが、たこの酢漬けは食感も良く、味付けも程よくて、こちらもヒット!
それとトロサーモン漬けアボカド巻きは、名前通りのおいしさで、やはりアボカドは素晴らしいな、と改めて実感しました!
炙りしめ鯖
続いては、まだまだ刺身といきたいところだったので…
炙りしめ鯖 (ハーフサイズ・580円)
酒場のカリスマ吉田類先生の大好物でおなじみ、しめ鯖。
ハーフサイズとはいえ、なかなかのボリュームです。
お好みでポン酢をかけていただくとのことですが、素材の味を楽しむべく、レモン汁をかけただけで、そのままいただいてみると…
ぬぅ~、うまい(*^p^*)!
程よく脂がのっていて、バツグンの美味さ!
これはそのままでも十分美味しいですね~!お酢の加減も、ちょうどよかったです!
ネギと鮪のネギマ串かつ
続いて、選んだのは、こちら!
ネギと鮪のネギマ串かつ (200円)
「本日の限定品!」と書かれたメニューで、発見!
この大きさで、200円なのが素晴らしいですね!
で、いただくと…
う~ん、ジューシー(゚д゚)!
マグロの良質な脂がじゅわぁ~。
肉質もしっかりとしていて、食べ応えよし!
また、この付け合わせのからしとよく合うこと!
からし醤油にしていただくと、さらにバツグンに美味しくいただくことができました!
鮭おにぎり
さて、「俺の魚を食ってみろ!!」という店名だけに、魚オンリーでいただいてきましたが、〆も魚メニューからチョイスしてみることに!
選んだのは…
デデンッ!!
鮭おにぎり (200円)
近年ではコンビニおにぎりの定番となった、鮭おにぎり。
その味に慣れてしまった自分の舌に、食べてビックリしてほしいと思いを込めて頼んでみました!
いざ、実食!
…
あ~、ふっくらとしてて、ウマいなー(っ`∀´*)!!
こちらに運んでくる前に、店員さんが手で握っているのを見ていたので、そこからワクワクしていたのですが、
いざいただいてみると、やはり食感が違いますね~。
そして、鮭のいい塩加減。
あと、この断面を見てわかる通り、均等にキレイに握られていましたね!
グッジョブ、店員さん!!!いや、研究員さん!!!笑
店名のインパクトとは裏腹に、出てくるメニューは繊細なものばかりで、納得の美味しさ!
また、お店の中はカウンターのみで、ひとり飲みサラリーマンが入りやすい構造となっていましたよ。
東京へ出張の際に、是非足を運んで、味わってみてはいかがでしょうか??
店舗情報
おまけ
お店のテーブルに日本酒用語の解説リストが貼ってあったのですが、これがスゴく勉強になったので、おまけコーナーでのせておきます。
用語 | 解説 |
---|---|
あらばしり | 日本酒を絞る際に一番最初に出てくる部分を詰めたもの。フレッシュな香りが特徴。新酒の時期に出回る。 |
中取り | 日本酒を絞る際に「あらばしり」の次に出てくる部分を詰めたもの。こちらも新酒の時期に出回る。 |
雫酒(袋吊り) | 絞り方の方法のひとつ。酒袋を吊るして、自然の恵みで滴るお酒を、一滴ずつ集めたお酒。とっても高級だが、やっぱり美味しい。 |
原酒 | 絞ったお酒を加水せず瓶詰めしたもの。度数は18~20度になる。ロックで呑んだり、凍らせて呑むと美味しい。 |
無濾過 | 脱色や香味の調整を目的とする「濾過」をしないお酒。「無濾過生原酒」として発売され絞ったそのままの味わいを楽しめる。味に複雑性があって美味。 |
おりがらみ | 絞ったばかりの日本酒は白く濁っていて、その濁りを「オリ」と言い、通常はオリが沈殿してから濾過作業に入るが、その前に瓶詰めしたもの。コクを感じるタイプが多い。 |
生酛(きもと)仕込み | 酒母造りにおいて、壁や柱に住み着いている「乳酸菌」を利用して醸すお酒。ヨーグルトのような香りと酸味がある。生酛をやっている酒造は本当に少ない。 |
速醸(そくじょう)仕込み | 生酛仕込みに対するもので、醸造過程の酒母造りにおいて「乳酸」を添加する方法。いま流通している日本酒のほとんどが、この速醸仕込みである。 |
山廃仕込み | 生酛仕込みと同様に乳酸菌を利用するが、山卸(やまおろし)という作業を省いたもの。濃醇な日本酒が多い。 |
新酒・しぼりたて | 出来上がったばかりの日本酒。フレッシュで爽やかな香味。 |
生酒 | 二回行う火入れ(加熱処理)を行わない日本酒。味が変わりやすいが、とっても美味しい。常温保存はできない。 |
生貯蔵酒 | 生酒のままタンクに貯蔵して、出荷前に一度だけ火入れを行う日本酒。春から夏にかけて出回る。 |
生詰め酒 | タンク貯蔵前に一度だけ火入れをして、そのまま熟成させたもの。 |
にごり酒 | 白く濁ったお酒の総称。目の粗い布で絞ったものが多い。 |
ひやおろし | 春から夏にかけて熟成し。秋に出荷される生詰め酒。一年で最も美味しいといわれる。 |
それでは!
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