今回は、わが町西宮でずっと気になっていたお店に行ってきました!
ホルモン屋 ぎんちょう
阪神西宮駅近くに店を構える、ホルモン焼肉専門店。
ホルモンが大好きな自分にとって、ずっとこのあたりの道を通るたびに気にはなっていたのですが、最近購入した「西宮食本」にも掲載されていたので、「これはレポートするしかない!」と思い切って、突撃をしてきました!
さて、いざ入店をしてみると、店内はこぢんまりとしていて、テーブル・カウンター席にはそれぞれホルモンを焼くためのガスコンロがそれぞれ用意されていました!
で、今回は人気店なのでさすがにカウンターかと思いきや、入店したタイミングがよかったのか、
幸運にも、テーブル席に座ることができました!
ちなみに、奥は私の奥さんです。(ダジャレじゃないよ!)
ホルモンがあんまり好きではないのに、今回のレポートに付き合ってくれました!
どうも、ありがとうございました(*_ _)
さて、そんな「ホルモン屋 ぎんちょう」のメニューがこちら!
まさに、ホルモン屋にふさわしいラインナップ!
焼物がほとんどホルモンで埋めつくされていますね!
今回はこの中から、とりあえず…
・キムチ盛り
・塩タン
・ホルモン盛り合わせ(中)
をオーダー。
ドリンクは、ハイボールをチョイス!
やっぱり、焼肉にはハイボールですよね〜。
感想
それでは、実食!
まず、出てきたのは…
キムチ盛り
左から、大根・白菜・きゅうりとキムチの代表格が並んでいるのがうれしいですね!
また、焼肉が出てくる前に、ハイボールとともにいただきましたが、よく漬かっていて、この先の展開に期待が持てる味わいがしました。
さて、そんなキムチの味見をしているうちに出てきたのが…
ホルモン界のトップバッター 塩タン
やはり、こういうホルモン焼肉専門店となると、タンの厚さが違いますね!
で、そんな塩タンをワクワクしながら、
ガスコンロに塩タンを並べて、焼いてから、
レモン汁につけ、刻みネギとともにいただいてみると…
…
ああ、んまいなー(´▽`*)!!!
肉厚なだけに、食べ応えがあって、通常の焼肉チェーンではすぐ終わってしまうようなタンの味を存分に楽しむことができました!
この噛み応えとか、食べ応えがホルモンの醍醐味なんですよね〜。
あっという間に、ペロリと食べ終えてしまいました!
すると、食べ終えたタイミングで、頼んでいたこのメニューがやってきました!
ジャジャーーン!!!
ホルモン盛り合わせ(中)
中サイズとはいえ、お皿いっぱいにホルモンが盛られているのが素敵ですね!
ちなみに、このホルモン盛り合わせ。
どんなホルモンがあるのかというと…
こんな感じ。
全8種類(シマ腸、コテッチャン、丸腸、ミノ、ハート、ハツモト、赤セン、プップギ)のホルモンが各4切れずつお皿に盛られていました。
中でも、プップギというホルモンは、初めて聞く名前だったので、どんなホルモンなのか、楽しみな存在です!
それでは、順番に焼いて、食していくことにしましょう( ゚ω゚)/
ハート
ハートとは、読んで字のごとく、心臓のこと。
脂っこくなく、噛めば噛むほど、赤身の旨味がどんどん出てくる味わい。食感もホルモンらしく、コリコリとしていました!
ハツモト
ハツモトとは、先ほどのハート(心臓)に近い動脈の部位のこと。別名タケノコとも呼ばれています。
先ほどのハートと比べて、脂分があり、軟骨のような食感を楽しむことができました。
近い部位なのに、こんなに味が違うのですね!驚き!
ミノ
ミノとは、牛の第1胃袋のこと。
なお、基本情報ですが、牛には4つ胃袋があるんですよ!
かなり噛み応えのある部位なので、だいたいのお店では包丁で切り込みが入っているのが特徴のホルモン。
ひとたびいただくと、アゴが疲れるほどの強い弾力でしたが、でもそれがイヤにならない美味しいホルモンでした!
ミノ自体は淡白な味わいなので、
きっと、このミノと焼肉のタレの相性がよかったからだと思います!
焼肉のウマさは、もちろん肉のウマさもそうですが、タレのウマさというのも、重要な要素ですよね!
コテッチャン
コテッチャンとは、牛の小腸のこと。
主に、モツ煮込みや串焼きなんかで出てくる部位になります。
ですが、今回みたいに焼肉にしていただいても、ぷるぷるジューシーで、かつコクのある味わいに、感動!
また、丁寧に下処理をしているだけあって、臭みもなく、柔らかくて、食べやすかったです!
丸腸
出ましたっ!
僕がホルモンの中で勝手に“キング”と呼んでいる丸腸の登場です!
丸腸とは、部位はコテッチャンと同じ小腸なのですが、コテッチャンとの違いはそのカットの仕方。
コテッチャンが筒状の腸を切り開いているのに対して、丸腸は筒状を残して、カットしているのです!
そのため、コテッチャンに比べ、脂が焼いたときにあまり落ちることなく、筒状の部分に残った状態で火が通るため、食べた瞬間にその脂がジュワ〜ッと広がって、至福の味わいを楽しむことができるんです!
「ホルモン屋 ぎんちょう」の丸腸も、そんな“キング”と呼ぶにふさわしい味わいだったので、噛みながら、幸せを感じていました!
シマ腸
シマ腸とは、先ほどとは違って、牛の大腸のこと。別名テッチャンとも呼ばれています。
だから、コテッチャンは小腸なので、コテッチャンなんですよね。
勉強になったかな??笑
その味わいは、テッチャンよりもさらに脂がついていて、極端にいうと脂身を食べているような感じ。
なのですが、その脂がしつこくなく、でもって、噛めば噛むほど、美味しい脂をポンプのように次から次へと口の中へ運んできてくれるため、
まさに、幸せの無限ループとなっていました!
ホルモン好きにとっては、何度でも味わって楽しみたい部位ですね!
赤セン
赤センとは、赤センマイの略で、牛の第4胃袋のこと。別名ギアラとも呼ばれています。
先ほどまで、脂分重視のホルモンが続きましたが、赤センは食感重視のホルモンで、
ひとたびいただくと、何度でも噛みたくなるような強い弾力に、しっかりとした肉の味わいを堪能することができました!
プップギ
ホルモン盛り合わせ、ラスト!
気になっていた部位、プップギの登場です!
プップギとは、なんと牛の肺のこと。
しかも、一般のお店では置いていないレアな部位なんだそうです!
というわけで、ひとたびいただいてみると…
…
わっ、なんだこれ!?
ハートとレバーを合わせたような感じだぞ(´⊙ω⊙`)!!
肉の食感は、先ほど食べたハートそのもの。なのですが、その味はレバーのような赤身の味わいがしました!
なんとも、不思議なホルモンですね。
これは、新感覚の味わいでした!
というわけで、ホルモン盛り合わせをじっくり堪能したのですが、まだまだホルモンが足りないぞー!ということで、追加オーダーを決断!
頼んだのは…
生センマイ
センマイとは、牛の第3胃袋のこと。
ちなみに、漢字で書くと「千葉」になるんだそうです。
もうそれ、ちばですやん!笑
その味はホルモンとは思えないほどのみずみずしい味わいで、さらには生のプリっとした食感に感動!!!
また、コチュジャンたれとの相性もよく、ハシが止まらなくなる味わいでした!
ちなみに、生とありますが、この店も含め、だいたいのお店では、下処理で湯通しがされているため、安心していただくことができましたよ!
で、ラストは…
ホクホクな食感のにんにくホイルを奥さんと一緒に「熱っ!熱っ!」と言い合いながら、いただいて、
焼肉タイム、終了~!
いやー、ホルモン好きにとっては、「ホルモン屋 ぎんちょう」にいた時間は幸せな時間でしたね。
特に、他ではあまり食べられないレアな部位プップギは、1度食べる価値アリ!
この食体験を、是非ともこのお店で味わってほしいです!
それでは!
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