今回は、アクションパズルゲーム「バイナリィランド」をプレイします!

私が生まれる前から、ウチに置いてあったゲームソフトだったので、おそらくオカンが買ったものと思われるゲームです。
不思議の国バイナリィランドに閉じ込められたペンギンのグリンとマロンを操作して、ゴールを目指します。
- 対応機種:ファミリーコンピュータ
- 発売日: 1983年12月
- 発売元 : ハドソン
- 開発元 : ハドソン
- ジャンル :アクションパズル
ペンギンのグリン(男の子)とマロン(女の子)はとっても仲よし。ところが、ある日魔法の森のなかにある、鏡の迷路に閉じこめられてしまったのだ。この迷路のなかでは、なんでも左右逆に動いてしまう。だからグリンが右に動けば、マロンは左に動いてしまうのだ。しかも迷路のなかには、ひっかかると身動きできなくなるクモの巣がいっぱい。こわ~いクモやファイアボールもウロウロしているぞ。この迷路から2人が脱け出す方法はたったひとつ。2人同時に出口にたどりつけばいいんだけれど、なかなか思いどおりに動けないから大変だ。さあ、迷路をぬけだして、無事に2人で外に出ることができるかな?
引用: バイナリィランド ~げーむのせつめいしょ(仮)~ (ファミコン編)
今回の目標は、全99ラウンド構成なので「99ラウンド全てクリアする」ことです!

タイトル画面。
プレイヤーを、緑のペンギングリンかピンクのペンギンマロンのどちらかを選ぶと、ゲームがスタートとなります。
…とその前に、デモ画面が始まったので、このゲームの内容を軽くご説明。

左がマロンで、右がグリン。
例えば、自分がグリンを選んだ場合、グリンを右に動かすとマロンは左に動きます。

このゲームは、自分が操作するペンギンと、その動きに左右反転して動くペンギンの2体を、同時に操作しなくてはいけません(上下は同じです)。

障害物であるクモの巣につかまってしまう、と操作ができなくなります。
2匹ともクモの巣につかまると、1機消滅となります。

また、面をランダムに動きまわるクモに、片方のペンギンが接触してしまうと、同様にクモの巣につかまってしまい、1機消滅となります。
さて、デモ画面を見たところで、緑のペンギングリンを選択し、ゲームスタートです!
ラウンド1〜19
まずは、ラウンド1。

先ほど紹介したクモは、ペンギンたちが所持しているるんるんスプレーで駆除することができるため、当たらないように倒してから進めていきます。
ちなみにですが、「バイナリィランド」では、ラウンドBGMが1種類しかなく、しかも使用されている曲は、エリック・サティの「あなたが欲しい」をもとに作られています。
当時、このゲームを制作したKIKUさんとMEGUさんは社内恋愛中だったそうで、それもあってか、ゲーム音楽や内容もそれが反映されたような内容になっています。

ゴールの仕方ですが、真ん中の1番上にある檻に入ったハートの両脇に、グリンとマロンを配置すればクリアとなります。
2体同時に動かして、タイミングを合わせないといけないのが、このゲームの難しいところです。
ここは、操作を覚えるラウンドなので、まずは突破!
ラウンド2。

クモの巣をスプレーで蹴散らしていくと、クジラのアイテムが出現。

クモの巣を7つ壊すと現れるこのクジラは、取るとグリンもマロンも、一定時間無敵状態になるアイテム。
したがって、この無敵アイテムこそが、攻略のカギとなります。
クジラの効果もあって、ラウンド2もクリア。
すると、ラウンド3は…

ボーナスステージ!
マロンは、初めからクモの巣に捕まっているため、アイテムのハートを取りながら、マロンを助けだし、ゴールに向かえばOKなラウンドです。

最悪、時間切れでもボーナスステージは通過することができます!
ラッキーなラウンド3を終えて、次はラウンド4。

ここもクジラをゲットして、一気にゴールに向かい、クリア。
この勢いで、続くラウンド5もクリア。
ラウンド6では、開始してすぐ隠しパネルを発見!

しかも、運よく1UPボーナスを獲得!
運も味方にし、順調にクリアを続け、迎えたラウンド9。

新たな敵・鳥が出現しました!
ラウンドの地形を無視して、上空をパタパタ飛ぶこの鳥は、当たるとグリンとマロンの位置を入れ替えてしまいます。

コントローラと同じ向きに動くのが、緑のグリンのみなので、1度入れ替わってしまうと、操作するのが難しくなってしまいます。
なんとか、ラウンド9をクリアしても、ラウンド10にも鳥が出現。

ここで鳥にぶつかるタイミングが悪く、入れ替わった瞬間にクモにあたってしまい、1機消滅…
鳥はラウンドの地形関係なく飛んでくるので、運が悪いとこういうことになってしまいます…
2回目は、そういう不運もなく、無事ラウンド10をクリア!
鳥にも負けず、順調に進めていると、ラウンド14で、またしても、新たな敵・火の玉が登場。

火の玉はクモと違って、無敵なので、クジラのアイテムで無敵状態になり、体当たりしないと倒すことができません。
なので、クモの巣を数えながら駆除し、クジラでゴールまで一直線!
火の玉にも負けず、ラウンド14も突破しました!
しかし…
ラウンド15は、なんと火の玉が2体に増加!

ここも、先ほどと同様、クジラで無敵になって進みます。

やはり、クジラの効果は、すさまじくラウンド15もクリア!
しかし、次のラウンド16にて、

この位置から、火の玉にとおせんぼされ、あえなくGAME OVER。
再開はラウンド1からなので、また進めてみるも、やはりラウンド16までが限界…
機数が3つしかないため、コンティニューがないと、全99ラウンド制覇は困難と判断。
そこで、コンティニューする方法がないか、調べてみると…なんと、ありました!
コンティニュー
→GAME OVERしたあと、タイトル画面でAボタンとBボタンを同時に押しながらSTARTボタンを押す。
これで戻し作業をせずに、ラウンド16に集中ができます!
で、何回もチャレンジをした結果…

火の玉をうまく避けて、ようやくラウンド16をクリア!
しかし、ラウンド17はもっと難しかった…
こちらが、ラウンド17。

お気づきだろうか…
そう!クモの巣の数が4つしかないため、無敵アイテムクジラを出すことが不可能なラウンドなのです!
そのため、2体の火の玉をうまく避けながら、ゴールを目指さなくてはなりません…
もうコンティニューがあると知った今では、残機よりも少しずつ前に進むことが目標なので、果敢に火の玉の動きを見ながら、ゴール前まで進んでいきます。

何度か失敗しましたが、このくぼみがおそらく安全地帯なのを発見したので、火の玉が通過するのを待ちながら、マロンを動かし、難関ラウンド17を突破しました!
このあとは、クモの巣の数も多かったため、順調に進めていきます。
ラウンド20〜49
ラウンド20以降も、無敵アイテムクジラを使って、難なく突破をしていきます。

クジラの出現ポイントは、ランダムなため、

こういった取りやすい場所にでてくることも、あれば…

こういった取りにくい場所にでてくることもあります…
しかし、コンティニューが使える余裕から、クジラ獲得に失敗しても、落ち着いてラウンドをクリアし、

ついにラウンド30まで到達!

異様に♡の数が少ないラウンド33のボーナスステージ。
グリンとマロン、とうとう倦怠期に突入かw

そうこうしているうちに、ラウンド40まで到達。
クモの巣が多いので、ここもクジラを取って進みます。
すると。ゴール直前で、鳥と激突!
ゴールの真上で、グリンとマロンが入れ替わる…と思いきや、位置がよかったのか、そのままゴール!
こういうゴールの仕方も、あるんですね〜♪
その後のボーナス面のラウンド43では

♡の数が増加!
どうやら、倦怠期を脱したようです。
さて、ここまであまり死ぬことなく、怒濤の快進撃を続けてきましたが、続くラウンド49はまたしても…

クモの巣が少ない、難関ラウンド!
何度コンティニューが使えるといえど、たちまちコマンドを間違えれば、1からやり直し。
そう、自分にプレッシャーをかけて臨み、火の玉をすりぬけ、ラウンド49を突破!
残すところ、あと50ラウンドまでやってきました!