ファミコン版「テトリス」をプレイしてみました!

- 対応機種:ファミリーコンピュータ
- 発売日: 1988年12月22日
- 発売元 : BPS
- 開発元 : アレクセイ・パジトノフ他2名
- ジャンル :落ち物パズル

発売元は、BPSという、かつて存在したゲーム会社でした。
社名の由来は、Bullet-Proof Softwareの頭文字で、”完璧なソフトウェア”と意味を込めて名付けたようです。
ただ、ソフトウェア会社はつぶれましたが。。
そんな今なお人気の高い「テトリス」に、エンディング画面があるのをご存知でしょうか。

今回は、そのエンディング画面がラウンド5ステージ9をクリアすると見られると聞いて、チャレンジをしてみました!

それでは、ゲームスタート!

こちらが、そのラウンド5ステージ9。
この「テトリス」の最高難易度で、落ちてくるテトリミノ(いろんな形のブロック)を使って、ブロックをライン上にすべて並べ、25ライン消すことができればクリアとなります。
ただ、いきなり、最高難易度ということもあってか、

ラインを消すどころか、あれよあれよと積み上げてしまい、

あっという間に、ゲームオーバー。
その後も、何度かチャレンジはしてみたのですが、全く歯が立たず、ゲームオーバーの連続で、1ラインも消すことができませんでした。。
これには、実はワケがありまして…
当然のことながら、自分のスキル不足もありますが、普段馴染みのあるコマンドが使えず、
「テトリミノの回転は↓キー、ハードドロップはAボタン」といった操作性になっていて、
つい回転をするべく、Aボタンを押すと、そのままの形でテトリミノが急降下をしてしまい、結果、思い通りにラインを消すのが困難となっていました。。
なので、この操作性になれようと、引き続き、挑み続けましたが、
体に染みついた操作性がなかなか消えず、ミスを連発してしまうので、今回はやむなしにこの作戦でいくことにしました!
はい、以前の「ドクターマリオ」でも取り入れた
暁美ほむら作戦
納得のいく配置、テトリミノが来るまでリセットを繰り返し、うまくいったタイミングで、クイックセーブを実施!これを繰り返すことで、25ラインを消す作戦です。
今回は、retrofreakでプレイしていることもあり、クイックセーブ機能が利用可能なため、
エンディングを見るべく、この作戦を再び実施することにしました!
良い子はマネしちゃ、ダメよ。笑

というわけで、これで大きな手戻りがなくなったので、ストレスフリーでプレイを続行!

で、この作戦の効果は、プレイをするたびに顕著に表れ、
I字型のテトリミノを横にして、高さをつけない組み方ができるようになるなど、
とまどっていた操作にも、だんだんと慣れ始めてきました!

その後も、順調にラインを削除。

2ライン同時消しもできるようになり、残すは2ライン!


そして、ついにその時が…。

これでエンディング絶望的であった歴史を変えることができました!
ズルはしましたが、これにてラウンド5ステージ9、クリアでございます!
それでは、「テトリス」のエンディング画面。
ご覧いただきましょう、こちらです!

なんと、ロシア民謡の「カチューシャ」に合わせて、
民族衣装を着た小人たちが、テトリスの画面の中で踊り始めたではありませんか!?

中には、コサックダンスを披露する小人の姿も。
元々「テトリス」は、旧ソ連のエンジニアであったアレクセイ・パジトロフによって開発された教育用プログラムという背景もあり、
初期の作品には、こうしたロシアの音楽や民族舞踊が取り入れられているようです。
で、ひとしきり踊ったあと、

キチンとおじぎをしてから、

解散。
いや~、いいモノが見れました!
ですが、これでは終わりではなく、このあとも続きがあって…


なんと、花火まで見ることができました!


しかも、ファミコンにもかかわらず、なかなかのクオリティで、花火の余韻まで忠実に再現!
これは、一見の価値ありでしたね!
チートを使ったとはいえ、クリアできてよかったです!笑