今回は、「美女と野獣」をプレイします!

- 対応機種:スーパーファミコン
- 発売日: 1994年7月8日
- 発売元 : ハドソン
- 開発元 : ハドソン
- ジャンル :アクション
あの名作アニメ映画のゲーム化作品ながら、実は難易度が高めとしても有名なこのゲーム。
果たして、クリアすることはできるのか!!?
あらすじ
森の奥にある城に、とある王子が住んでいました。
ある日の夜、1人の老女が城を訪ねては「一輪のバラをあげるかわりに城に一晩泊めてほしい」と頼んできました。
しかし、王子はそれを断り、老女を追い返そうとしました。
すると、その瞬間、老女は美しい魔女へと変わり、優しい心を持たない王子と召使いたち、さらには城全体にまで魔法をかけ、王子は恐ろしい野獣に、召使いたちは家財道具の姿に変えられてしまいました…
そして、魔女はどんな物をも映し出す魔法の鏡と、最初に見せた一輪のバラの花を置き、どこかへ消えていってしまったのです。
この魔法を解くため、王子はバラの花びらが全部散るまでに、人を愛し人に愛されるという「真実の愛」を見つけなければ、いけなくなってしまいました。
しかし、魔女がくれた猶予。つまり、魔法のバラの寿命は、王子の21歳の誕生日までしかありませんでした…
…というところから、ゲームが始まります。
ちなみに、アニメ映画とあらすじは同じなので、見た人ならだいたいオチはわかると思いますが。

では、ゲームスタート!
第1章
時は流れてあれから10年後…
王子が21歳の誕生日になる年になってしまいました。
とある町に住んでいた発明家モーリスの娘ベルは、ある日モーリスが出かけたあと、愛馬のフィリップが父を乗せずに帰ってきたことを受け、野獣となった王子の住む深い森へと迷い込んでしまいます。
迷いに迷った末に、あの王子の住む城へとたどり着いてしまったベル。
するとそこには、父モーリスが野獣に捕らえられていました!
そこで、ベルは父の解放と引き換えに、自分が城に留まることを申し出ます。
野獣はその条件を受け入れ、ベルは城に残ることとなりました。
しかし、好奇心旺盛なベルは、次第に家財道具になった召使いとなじみ、城の中を探索して回るようになります。
それを知った野獣は、ベルにバラの存在に気づかれたくないと、必死になって城の中を探すことになりました…
ステージ1

といった前置きがあってから、ここからがゲームになります!
舞台は野獣の住む城。
開始早々、目の前にベルがいたのですが、あっという間にどこかへ行ってしまいました…
それを追いかけるかのように、ロウソクにされた召使いルミエールが誘導してくれますが、付いていくと、まさかの行き止まりに…
なので、ルミエールとは違うルートへと思い、下へ降りるとクモやコウモリが邪魔をして、なかなか先へ進めず、あっけなくやられてしまいます…
3、4回敵に当たると1機消滅してしまうシビアなルールに苦戦するも、なんとか先へと進んでいくと、目の前には、先ほどのあらすじにあった魔法の鏡が登場!
何が起こるのか期待しながら、鏡をとってみます。
しかし、その効果は、ステージの先がちょっとだけ見れるというもの。
なんとも、効果がショボイ…
しかも、その鏡からまだまだ長いステージ1の全貌を見せられ、絶望するも、途中にある緑の本をとって中間セーブに成功!
あとはそこから、何度かやられはしましたが先へと進み、ようやくゴール!
このゲーム難易度の高さがうかがえる、そんなステージでした…
ステージ2

ステージ2は縦スクロール。
ジャンプをしながら、足場を上へ上へとのぼっていきますが、なかなかジャンプが得意ではない野獣。
操作が難しく、足場を踏めないまま、下へと落ちてしまいます。
しかし、このあと災難が!
なんと、落ちた瞬間に即死する野獣…
実はステージ2は、ただの縦スクロールではなく、
強制縦スクロール!
トゲトゲの床がステージ開始から上昇してくるため、下に落ちたら最後即死となってしまいます…
ステージ2とは思えぬ難易度。
というわけで、敵に当たるダメージ覚悟で上へとのぼっていきます!
やっとここで野獣の操作に慣れたのか、ジャンプをうまく決め、ようやくゴールへ。
果てしないベル探しは、まだまだ続きます…
ステージ3

ステージ3も縦スクロール
強制ではないものの、ステージ2と比べると広大なコース。
加えて、画面左上のバラが枯れてしまうと死んでしまうという時間制限(設定がむちゃくちゃですが…)があるため、素早く上へと駆け上っていきます。
が、しかし!
途中、足場が通常のジャンプでは届かない位置にあり、どうすることもできないまま、あたふた。
そこで、野獣のアクションのひとつ…

「吠える」を試してみます!
すると、飛んでいたコウモリの動きがストップ!
これはもしや…と思い、コウモリの上に乗ってみると、足場に使えることを発見!
しかし、小さいコウモリを足場にステージを進んでいくため、なんとも大変な道のりとなりました…
このあとも同じような場面で、小さなコウモリを足場に進んでいく大きな野獣。
失敗すると、タイムアップの壁に阻まれ、なかなか進むことができませんでしたが、5度目のチャレンジで、ようやくゴール!
子供だったら、泣いちゃう難易度でした…
ステージ4

まだまだ続く第1章。
今度は、打って変わって横スクロールに。
しかも、長いステージを往復するような構成で、このステージでも苦戦を強いられます。
「吠える」コマンドで飛び出す足場を渡って慎重に進み、もはやベル探しどころではないほど、困難な道のりをひたすら進んでいく野獣。
ここも心が折れそうになるような長いステージでしたが、なんとか突破!
しかし、ステージはまだまだ続きます…
ステージ5

今度はショートコースながら、トゲのある隙間に落ちないように、慎重にジャンプをしながら、進んでいかないといけないステージ。
ふと足場にたどり着いても、ステンドガラスを突き破り登場するナイトに阻まれ、悪戦苦闘…
なので、ここはステージ2と同じく、ダメージ覚悟でジャンプに集中!
体力もなくなりそうになりながら、やっとのことで、キラキラ輝く出口にたどり着き、ようやくゴールへ。
次は、ようやく第1章の最終面です!
ステージ6
いつも違い、足場が3つだけあるステージ。
そこへ、突如現れたのは…

第1章のボス・ガーゴイル
まさかのボス登場に、あたふたする野獣。
しかし、右側の足場に立ち待っていると、こちらはダメージを受けずに、相手にダメージを与えられる安全地帯を発見!
この効果もあって、これまでの通路面と比べて、いとも簡単にガーゴイルを撃破し、無事クリア!
長い長い第1章が、ようやく終わりを迎えました…
ガーゴイルを倒した野獣。
その目の前には、バラの前にたたずむベルの姿。
これを見た野獣。
ベルを近寄らせないため、吠えて脅してしまい、ベルは雪の降り積もる城の外へと逃げだしてしまうのでした…
そして、物語は第2章へと続きます。
真実の愛への道のりは、まだまだ遠い…
To Be Continued…