今回は、少し変わったところで、変わったものを。
仕事で鳥取に行く用事があったので、鳥取市役所にある食堂でスラーメンなるものを食べてきました。
鳥取市役所は、JR鳥取駅から北へ徒歩20分ほど歩いた場所にあります。
ずっとまっすぐな道なので、歩きやすいですが、ランチスポットとしてはあまりに遠いので、出張など時間が決まっているのであれば、タクシーで行くのがオススメです!
ところで、スラーメンとは、なんじゃろな??というのは、後ほどご紹介します。
スラーメンが食べられる食堂ですが、鳥取市役所の2階にあります。
こちらが、その食堂。
市役所の方だけではなく、市民の方や他府県の方でも利用可能です。
とはいえ、なかなか入りづらい見た目。笑
注文は、食券制。
ですが、どんなメニューがあるかチェックをしてみると、丼ぶりにカレー、うどんにそば、と、一般の食堂とあまり代わり映えのないように見えますが、ひときわ目立っていたのが…
スラーメン 250円
ラーメンなのに、あまりに安すぎますが、今回はこれを頼みます。
感想
で、こちらが、そのスラーメン。
トッピングは、もやし、かまぼこ、万能ねぎといった、超シンプル構成。
天かすはうどん屋さんのようにセルフサービスだったので、好みでドッサリといれてみました。
その他、コショウもあったので、こちらもセルフでかけてみました。
まず、スープから。
飲んでみると、あらびっくり、うどんダシとなっていました!
とても優しい味わいで、体中にポカポカと染み渡ります。
なので、もちろんのこと、天かすとも相性はピッタリ!
よくよく考えてみれば、ナルトじゃなくて、かまぼこってところにも、うどんらしさがありますね。
しかしながら、麺はラーメン的な卵麺。
縮れていて、スープとの絡みがよく、いっきにズルズルとすすっていただける心地よさはラーメンそのもの。
それでいて、うどんダシとの相性もよく、また天かすの油分とコショウのスパイシーさがよいアクセントとなって、意外にもやみつきな味わいでした。
もうここまでで、スラーメンとは何か?は、おわかりいただけたかと思いますが、
素うどんのラーメン版のことを、鳥取市ではスラーメン(素ラーメン)と呼んでいます。
ラーメンが高価で珍しかった頃、うどんダシにラーメンの麺を入れ、具も抑えて提供したのが、スラーメンの始まりだとか。
ドラマ『まんぷく』でもそういった時代背景が描写されていましたね。
ちなみに、姫路のご当地グルメとなったえきそばも、全く同じ背景で生まれたグルメでしたね。
takashinoblog.com
背景は同じでも、所変われば、こうした変化があるのも、グルメの面白いところかもしれません!
ごちそうさまでした!
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