
アイレムのファミコン初参入作品となったレースゲーム「ジッピーレース」。
- 対応機種:ファミリーコンピュータ
- 発売日: 1985年7月18日
- 発売元 : アイレム
- 開発元 : アイレム
- ジャンル :レース
アーケードからの移植作なので、難易度は高め。
プレイヤーはバイクに乗り、ロサンゼルスからニューヨークを目指します。
今回は、そこをゴールとし、プレイをしてみることにしました!

それでは、ゲームスタート!
※なお、今回はretrofreakのクイックセーブ機能を使って、プレイをしています。あしからず。
目次
ロサンゼルス~ラスベガス

ステージ1は、まずチェックポイントであるラスベガスを目指します。
プレイヤーは、真ん中のバイクですが、両脇には何やら怪しい車が。
そして、合図と同時にスタート!
アクセルを全開にし、フルスロットルで、道路を突っ走ります!

しかし、その先には、バイクをニューヨークまで行かせまいと、あおり運転の車が多数登場。
左右にハンドルをきって、振り切ろうとしますが、なかなか前に進ませてもらえず…

挙句の果てに、ぶつかってしまい、クラッシュ。
あいつらの目的は、いったい何なんだ…。

その後もカーブをしようにも、居合わせたかのように、2台のあおり運転のターゲットとなり、

横転をさせられるなど、もう散々。。
当初は、気分爽快なレースゲームを想像していましたが、この時点で障害物レースゲームであることを理解しました。
とはいえ、障害物レースといえば、
以前、本ブログで、これのスポーツカー版「ロードファイター」をプレイしたこともあり、そういったドライビングテクニックは磨いたつもりなので、
気を取り直して、バイクに再び乗り込み、

あおり運転にへこたれることなく、前へと走行を続けていくと、ステージの終盤に差し掛かったところで、

なんと、プレイヤー視点が急に縦スクロールから、奥スクロールへと変化!
しかも、その先には、ラスベガスチックな『CASINO』と書かれたネオンが光っているではありませんか!?
ということは、ゴールまであと少し!
…と思ったのですが、

奥スクロールになっても、やはり邪魔をしてくるあおり運転の車。

チェックポイントが見えているにもかかわらず、ここでもクラッシュをさせられましたが、
それでもひるむことなく、走っていると、

ようやく、チェックポイントを通過!
なお、各チェックポイントでは、

レースの順位に応じて、燃料が回復できるようになっていて、現時点では73位だったので、1,000ポイント分の燃料を補充することができました。
ちなみに、順位があるということは、あのあおり運転の車たちは、レースの参加者だったということなんですね。し、失礼しました。笑
ラスベガス~ヒューストン

次なるチェックポイントは、ヒューストン。
今度は先ほどのオンロード(舗装された道)とは打って変わって、オフロード(舗装されていない道)が舞台となっていました。
とはいえ、バイクの操作感においては、オンロードと何も変わらないので、順調に車を追い抜かしながら、走行をしていたのですが、まさかのその先で…

川、あるんかいっΣ(゚д゚lll)!!
なんと、川の障害にぶち当たり、同じくレースをしていた車とともに、ダイブ!
なので、ここを回避するには、橋を渡るか、ジャンプ台からジャンプするか、の2種類であることを学習し、

そこからは、快調に飛ばしながら、走行。
そして、終盤に差し掛かったところで…

再び、奥スクロール画面へと突入!
慎重な運転を心がけ、

空を飛ぶスーパーマンの存在に気づくほどの余裕も持ちながら、第2のチェックポイントも通過をしました!

なお、順位は65位までアップしたので、回復できる燃料は1,200ポイント分。
半分よりちょい上の燃料ゲージ状態で、次のステージに挑みます!
ヒューストン~セントルイス

ステージ3は、ステージ1の焼き直し。

再びオンロードとなったルートを軽快に走り、終盤の奥スクロール画面へ。

2度目のスーパーマン登場も、ばっちし確認をして、

そのまま、チェックポイントのセントルイスを通過!
順位を57位にあげ、1,400ポイント分の燃料をゲットし、回復。
だんだんと燃料が不足してきていたので、これは助かりました!
セントルイス~シカゴ

続くステージ4は、ステージ2の焼き直し。

またしても、川の障害にやきもきさせられましたが、
てか、2台車が沈んでいる。。

1度走行したルート(ゲーム上はしていないけど。笑)ということもあり、快調に飛ばして、
スーパーマンには、もう触れません。笑

第4のチェックポイントであるシカゴを通過!

順位を50位にまたあげたので、1,600ポイント分の燃料をゲットし、いよいよ最終ステージへ。
シカゴ~ニューヨーク

最終ステージは、またしてもステージ1の焼き直し。
これで良いのか!?ジッピーレース!!!
まあ、当時のソフト容量の不足問題もあるかと思うので、これは致し方ないですかね。。

というわけで、特に苦戦をすることもなく、ここも快調に飛ばし、

終盤の奥スクロールも、ウイニングランのように、突っ走ってから、フィニッシュ!!

最終順位は、99位中41位。
最終スコアは、37,500ポイントという結果となりました!
これがよいのか、悪いのかは、正直わかりません!笑
おまけ
2周目以降のジッピーレース
「ジッピーレース」ですが、エンディング画面は存在しないので、1周目クリア後に、すぐさま2周目がスタート!

2周目になると、プレイヤーのライダースーツの色が変化。(2周目は青)
さらには、排気量が250ccから500ccに上がったことで、

バイクのスピードがアップ!

ただ、チェックポイントは1周目と変わらずなので、燃料をいかに切らさずに、何周できるかが、2周目以降の楽しみ方となります。
ジッピーレースの走行ルート
実際のアメリカの地名が登場する「ジッピーレース」。
GoogleMapでマッピングをしてみると、こんな感じになりました。
ちなみに、単純計算をすると、
走行距離は、なんと5,793キロ!
地図に起こしてみると、実にとんでもないレースでしたね。笑