窓の割れる音がしたので、2階へ様子を見に行くペンションのオーナー小林さんと真理。そして、今回の主人公、たかしーの。
聞こえた怪しい音。
田中さんの部屋を開けると、そこには驚くべき光景が待っていました…
10章 マネキン人形のように〜13章 黒猫
マスターキーで、田中さんのドアを開ける小林さん。
冷たい風が、部屋いっぱいに吹き荒れます。
奥へと進む、小林さん。
そこには、なんと…
バラバラになった田中さんの死体が!
まさかの事態….
しかも、さっきまで食事をしていた人が、こんなバラバラになって殺されてしまうなんて。
その光景を同じく目の当たりにした、たかしーのと真理。
恐怖におびえながら、1階へと戻ると、何が起こっていたのか知らない宿泊客が、小林さんに尋ねます。
もはや、正常な精神状態ではなくなってしまった小林さん。
すると、ここで美樹本さんが言うのです。
そう、かまいたちの仕業なんだと…
田中さんが殺されたのは、窓ガラスごとバラバラにして、突風が吹いたから、なんでしょうか??
…いかにも、信じがたい話。
そんな現実味のない話をしていると、香山さんが警察を呼ぶように、現実的なことを小林さんに言います。
すぐさま、電話をかけ出す小林さん。
しかし、電話が繋がりません…
警察が呼べない…
つまりは、あの死体と一緒にこのペンションで夜を明かさないといけないことになります。
そして、外は悪天候。
もし、田中さんをバラバラにしたのが人間であるなら、このペンションに潜んでいるかもしれません…
慌てふためく、小林さんと宿泊客。
犯人は窓から入ったんじゃないか、と言い出す香山さん。
そして、犯人は窓から逃げたんじゃないか、と言い出すたかしーの。
犯人が中にいるなんて、認めたくない2人に。
武器を持て、と言い出す男らしい真理。
うん、確かに正論だ(꒪⌓꒪)
とりあえず、ペンションにある武器という武器を探す男メンバー。
刃物はさすがに危ないため、モップなど清掃用具を持ちあわせます。
そして、中に犯人がいないかを探すため、男メンバーでペンション内を捜索することに。
選択を迫られますが、2階はさすがに怖いので、とりあえず1階を選択。
チームになって、部屋を1つずつ潰していきます。
しかし、1階に人の気配はなく、男メンバーは事件のあった2階へと向かうことに。
同じように、部屋のドアを開け、気配がないか確認していく男メンバー。
すると…
まだ確認していない掃除用具の扉を指差す、香山さん。
近くへ寄ってみる、男メンバー。
すると、なにやら中から物音が!
緊張しながら、扉を開けます。
なにか、扉から出てきました。
「犯人か…」
と、思ったら…
正体は、ペンションで飼っている猫。廊下を颯爽と駆け抜けていきました。
ちなみに、名前はジェニーと言うそうです。
14章 わき上がる疑惑〜18章 疑心暗鬼
結局、1階の前からカギがかかっているワイン蔵を除き、ペンションにある部屋をすべて調べた男メンバー。
少し安堵の表情を浮かべるメンバーをよそに、ここでたかしーのが閃きます!
自分もなんとなく、このメンバーの中に犯人がいるような気がしたので、Bを選択。
すると、ここからたかしーのの推理が始まります。
実は、窓が割れた瞬間、この中で1人リビングにいなかった人がいるのです。
その人物とは、このペンションで働くアルバイトの俊夫さん。
「あのとき、田中さんを殺害できたのは俊夫さんしかいない…!」
しかし、やさしい俊夫さんが、こんなバラバラ殺人をするなんて考えられない、と疑いをかき消すたかしーの。
結局、その考えを言え出せないまま、過ごしていると…
突如、小林さんが外を調べたい、と言い出し始めました。
「自分も外に行くべきか…」と思いましたが、犯人と睨んでいる俊夫さんと行動するのは、危険と判断。
迷った末に、外へ出るのは諦め、Bを選択。
そのため、外へは小林さんと俊夫さん、そして美樹本さんが行くことに。
何もなければいいのですが…
3人が出て行ったあと、携帯電話が繋がると信じ、2階へと向かう香山さん。
実は、先ほど小林さんから圏外で繋がらないと言われたにも関わらず、まだチャレンジしています。
静寂に包まれるリビング。
すると、真理が言います。
誰かの叫び声…
そんな…外で何かあったのでしょうか?
すると、今度は…
裏口からブザーの鳴る音が…
オーナーの奥さんの今日子さんが、急いで駆け寄ります。
心配になり、今日子さんの後を追う真理とたかしーの。
恐るおそる裏口を開ける、今日子さん。
そして、そこにはなんと雪をつもり、団子のような態勢の小林さん達が!
すると、真理が言うのです。
なんと、美樹本さんが頭をケガして帰ってきました!
負傷した美樹本さんを、小林さんと俊夫さんは担いで連れて帰ったようで、他の2人に幸いケガはありませんでした…
慌てて、小林さん達を手伝い、部屋まで美樹本さんを運ぶたかしーの。
看病は任せて、部屋をあとにします。
すると、携帯電話がやっぱり繋がらない、と2階から降りてくる香山さん。
全くこちらのような緊迫感がなく、美樹本さんが怪我したことも、このリアクション。
この人だけ、なんでこんなマイペースなのでしょうか?
すると、美樹本さんの様子を見ていた小林さんが、浮かない表情で降りてきます。
そんな小林さんが、ポツリと言うのです。
「2人とはぐれた…」
つまりは、美樹本さんと俊夫さんを2人きりにしたのち、美樹本さんは頭を殴られたことになります。
やはり、犯人は俊夫さんなのか…
そう疑念を抱いていると、当の本人俊夫さんが登場!
疑念はありますが、やはり犯人であることが、まだ信じられないたかしーの。
その後、俊夫さんは小林さんとはぐれたあと、美樹本さんともはぐれ、見つけたときには殴られた状態で倒れていたと話すため、やはり外に潜んでいるのでは?という話に。
すると、俊夫さん。
ここで、あることを気づきます!
そう、先ほどまでリビングに集まっていた女の子達がいません。
いないのは、OL3人組とアルバイトのみどりさん。
トイレに行くと行ったきり、2階へあがり帰ってこないOL3人組。
たまらず、様子をうかがいに2階へとあがる真理。
そして、もう1人みどりさんは…
なんと、死体のある田中さんの部屋に気になることがあると言って、2階へ上がったようです。
心配になる俊夫さん。
すると、そこへ様子を見に行った真理が戻ってきました。
OL3人組は、自分の部屋にこもっていた模様。
どうやら、今回の事件がきっかけで、誰も信用できなくなってしまったようです。
その話を聞いて、やはり犯人はこの中にいるんじゃないか、と疑いだすメンバー達。
そんな様子なので、田中さんがバラバラになる前のことを、たかしーのはイチから思い出し始めます。
すると、何やら重要な点に気づきました。
それは、窓の割れた音から田中さんの部屋まで駆けつけた時間があまりに短すぎるということ。
その間に、田中さんをバラバラにしたのは考えにくい、と踏んだたかしーの。
つまりは、ガラスを割って侵入して来たのではなく、このペンションに前からいた人が田中さんをバラバラにして、窓から逃げた可能性が高いと推理します。
「それじゃあ、いったい誰なんだ!」
と誰もが思っていたそのとき、俊夫さんが言います。
「あっ!」と言葉を飲むメンバー。
慌てて武器という掃除用具を取り出し、田中さんの部屋へと向かいます。
しかし、扉を開けても、みどりさんの姿はありませんでした…
果たして、みどりさんはどこに行ってしまったんでしょうか??
次回へつづく…
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