ついにGLORYの最終兵器を起動すべく、ヴィヴァーチェに託されたディスクをセットすることにした忠。
起動するための3つの条件のうち2つをクリアし、
残す条件はただひとつ!
しかし、最後の条件は、
なんとパイロットの音声認識だった!
果たして、忠はこの条件をクリアし、
最終兵器を発動させ
異生物たちを倒すことはできるのか!!?
最後の条件
3つ目に出された条件
3. 音声によるパイロットの確認
について考える忠。
すると、エンカイから通信が!
それは…
要塞がまたビーム砲の発射準備に入ったのではないか、ということ…
そうだとしたら、
もう時間がありません…
あせる忠…
そして、考えに考えた末、忠はあることを思い出します!
それは…
前回、発見したB面に残された
正忠の肉声
もし、登録された音声がGLORYのパイロット正忠の声だとするならば、ディスクから流れる声に反応してくれるはずです!
そう気づきディスクを再生する忠。
しかし!
まさかのエラー…
音声は、正忠のものではありませんでした…
では、いったい誰の音声を認識してくれるのか…?
すると、何かを思いついたのか、忠は再びあのときのことについて考え始めます…
それは、前回キーワードのときにもきっかけとなった正忠が亡くなったときの話。
そのとき、正忠は、あずさに「何でもいいから おはなししろ」と語っていました…
何でもいいから おはなししろ…
それって…もしかしてっ!
あずさの音声登録をしていたのでは(꒪⌓꒪)!!?
ということは、あずさの声を聞かせることができれば、条件をクリアすることができるかもしれません!!!
が、しかし…
現状、あずさのいるT・ストークとは、
今だ通信がとれない状態…
あずさの声を聞かせることは、もはや無理なのでしょうか…?
悩む忠…
なんとかして、あずさの声を聞かせる方法はないか、考えを巡らせます。
すると、またしても、忠はあずさにまつわるあることを思い出します。
それはGLORYの創造主を探すべく、メカニックのシンにいろいろと聞いていたときのこと。
コクピットに落ちていたディスクの内容を確認すべく、ディスクをセットしたのですが、そこへ突然あずさが乱入し…
「お兄ちゃん だーいすき♡」と勝手に録音!
ディスクに入っていたはずの内容を削除されてしまったことがありました…
…と、いうことは、
そのときのあずさの声が
このディスクに録音されているではありませんか!!!
これで、あずさの声を聞かせることができます!
もしかして、あの行動はわざと…?
そうとわかれば、正忠の肉声が入ったB面からA面にディスクをセット!
いたずらで録音されたあずさの声を流してみます…
果たして…
キターーーー(・∀・)ーーー!!
やはり、登録されていた音声はあずさの声だったのです!
これで、
起動条件はすべてクリア!
あとは、最終兵器を要塞におみまいするだけ!
…なのですが、
エンカイが予想していた通り、要塞は再びあのビーム砲を放つため、
エネルギーを右翼に集中!
もはや、一刻の猶予も許されない状況に、追い込まれてしまいました…
忠の決意
そんな中、忠のもとにある人物から通信が届きます。
その人物は…
T・ストークの様子を見に戻ったキャティ。
どうやら、通信機能が復旧したようです!
キャティによると、被弾したT・ストークは負傷者が出たものも、
全員無事!
心配していたあずさも大丈夫のようです!
そして、この通信から妹あずさの無事を確認した忠は、覚悟を決めたのか…
キャティに、
最終兵器を作動させると報告!
ヴィヴァーチェから正忠へ。
そして、息子・忠へと託されたGLORYの最終兵器。
いよいよ、その役目を果たすときがやってきました…
すぐさまエンカイに、エリナとともにここから離れるよう伝える忠。
それを聞いて…
一緒に行くと訴えるエリナでしたが…
と言い残し…
エリナをT・ストークまで連れていくよう、エンカイに頼みます。
それでも抵抗を続けるエリナ…
しかし、エンカイは頼まれたとおりにいやがるエリナを連れ、離脱!
これで、準備は整いました…
ヴィヴァーチェの思い。
父・正忠の思い。
そして、エリナやあずさの思いを背負いながら…
最後の戦いへとのぞむため、
忠は要塞へと向かうのでした…
ラストシューティング
要塞付近にたどり着いた忠。
エンカイの言うとおり、エネルギーを集中させている右翼部分に近づいていくと…
今にもビーム砲が発射されそうなほど、
怪しく光を放っています…
この部分に、最終兵器を発動させるため、エンカイから送られたゲージを見ながらタイミングをうかがう忠。
そして、そのゲージが満タンになったところで…
最終兵器を発動!!!!!
GLORYの腹部から、強大なエネルギーの塊がバスターとなって解き放れました!!!
しかし、このあと画面は一変し…
次に映し出されたのは、T・ストーク。
そこにはエンカイに連れられ、T・ストークに強制的に戻らされたエリナの姿。
そこへあずさがやってきますが…
忠がいないことを知り、今にも泣きそうな表情になってしまいます…
そんなあずさをエリナは、
忠は かならず かえってくる…
とあずさをなぐさめます。
すると、そこへ…
やよいさんが、
あやしい光を発見します!
その光とは…
最終兵器を発動すべく忠が立ち向かった
要塞右翼からの光
すると、その光は…
だんだんと右翼部分を包みこみ…
そして!
大 爆 発 ! ! !
どうやら、最終兵器は成功したようです!
この大爆発を見て、
喜ぶキャティ…でしたが、
忠が帰ってこないことが心配なエリナとあずさ。
果たして、忠は無事なのか…?
GLORYだヽ(*´∀`*)ノ !!!!!
無事、忠はT・ストークのもとへと帰ってきました!!!
安堵するメンバーたち。
そして…
約束を果たし、無事に帰ってきた忠を見て、涙ぐむエリナと喜ぶあずさの姿がそこにはありました。
やったね!
…といったところで、
「メタルスレイダーグローリー」待望のエンディング!
このゲームに登場したキャストから始まるエンドロールが、まるで映画のように流れます。
ちなみに、メインプログラマーは向井忠(むかいただし)さん。
主人公の名前は、ここから生まれたようですね!
そんなこのゲームの秘密が知れたところで…
エンドロールは終了!
ですが、この物語には、実はまだ続きが…
地球に帰ってきた忠とエリナ。
すると、そんな忠に、エリナは最後こう答えます…
そして、現れたのは…
日向ファミリー
こうして、人類はこの家族の活躍によって救われたのでした!
おまけ
約1ヶ月かけお送りしてきた
「メタルスレイダーグローリー」
ファミコンの限界に挑戦したグラフィックと重厚なサウンド、そしてストーリー…
どれをとっても、現在発売されているゲームには負けず劣らずの完成度を誇る
まさに名作ソフトだったと思います!
ちなみに…
この記事の第1回目で、「メタルスレイダーグローリー」について、HAL研究所を倒産に招いてしまった悲劇のゲームソフトとご紹介しましたが…
実はこのソフトがきっかけとなり、
このゲーム開発に携わったのちの任天堂社長岩田聡氏は、取引先であった任天堂の当時の社長から直々に命じられ、HAL研究所の社長に就任することとなります。
そして、その体制のもと、
「今後発売するソフトは全てミリオンセラーを目指す!」
との信念を合言葉に製作されたのが…
星のカービィ 夢の泉の物語
だったのです!
ご承知のとおり、
100万本を超える大ヒットを記録!
HAL研究所は、これにて再建を果たすことができたのです!
確かに、会社を倒産させたという意味では、「メタルスレイダーグローリー」は悲劇のソフトだったのかもしれません…
ですが、こうした大ヒット作を生み出すきっかけとなったのも、また「メタルスレイダーグローリー」だったのではないでしょうか??
岩田さん
これまで本当にお疲れ様でした!
これからも岩田さんが残したたくさんのゲームで
残りの人生を楽しませていただきます!
ありがとうございました!!!
コメントを残す