1999年にドラフト6位で広島カープに入団
2005年には本塁打43本でホームラン王に輝き広島カープのスター選手へと成長するも
2007年兄貴金本が移籍したこともあって阪神タイガースへFA移籍
その後7年間阪神でプレーを続けるものの
2014年オフ球団に自由契約を申し入れ古巣の広島カープへの復帰
豪快なバッティングから生まれるホームランや
守備が苦手だったこともあり時より見せるファインプレーから
ヤジを言っていたファンからも「よくやった!」と声援が飛ぶような愛すべきプロ野球選手
それが新井貴浩なのです
しかしそんな豪快なバッティングや不安定な守備プレーの他に
新井選手を語る上でおさえておきたいのが
辛すぎるプレー製造機であるということ!
今回はそんな新井選手が7年間在籍した阪神タイガースで魅せた辛すぎる名場面を3つご紹介したいと思います!
2010年5月24日 対ロッテ戦
米メジャーリーグマリナーズから移籍した城島健司
そして現在でもクリーンナップとして活躍しつづけているマートンの加入で
チーム打率が.290と貧打に苦しんだ阪神がウソのように打ちまくった2010年シーズン
そんなシーズンであの男は
「俺のことも忘れないでくれ!!!」
と言わんばかりのプレーを僕たちに見せてくれたのです!
それは2010年5月24日
プロ野球交流戦で相手は阪神が苦手とする千葉ロッテマリーンズ
この試合新井はサブマリン渡辺俊介から2ランホームランを放つなど活躍を見せますが
チームが7回同点に追いつかれ迎えた9回ウラ
マートンがヒット出塁し続く4番・新井がフォアボールを選び
つづくバッターもフォアボールで1アウトながら満塁のチャンス!
このサヨナラのチャンスに迎えるは城島!
な ぜ 走 っ た ん だ
本来こういう場合では3塁ランナーのみ生還でいいような場面
もしここで新井が先にアウトになってしまえばダブルプレーとなり延長戦となっていたとこでした...
サヨナラ勝ちの瞬間も1人立ち尽くす新井
ここで今1度申し上げたい!
サヨナラの犠牲フライを打ったのは城島選手です!
ヒーローの城島よりも目立ちたかったのか...
はたまた体が条件反射で反応してしまったのか...
なおその後チームメイトにあのときの心境をこう語ったそうです
新井「俺、なんで走ったんだろう?」
俺が聞きたいよー!!!
2013年5月6日 対巨人戦
メジャーから帰ってきた西岡と福留が加入
ドラフトでは日本を代表するピッチャーへと成長を遂げている藤浪を獲得した2013年シーズン
この年の阪神を象徴するのが
ホームランを打ったメンバーをベンチで祝福するこのポーズ!
コナミの大人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」でも
ホームランを打ったときに出てくるほど
当時このポーズを楽しみに球場へ観戦に訪れたファンも多かったのではないでしょうか??
そんなチームもファンの心もひとつになれるこのポーズ
実は西岡選手が始めたことがきっかけで生まれたそうです
さてこのポーズ
もし新井選手がホームランを打ったらどうなるのか!!?
まずは比較をするため
弟新井良太がホームランを打ったときの映像をどうぞ♪
ホームランの喜びを全身で表現する弟の新井良太
それを全身で受け止める西岡
やはりみんなから祝福されると打った本人も見ているファンもさぞ嬉しいことでしょう!
さてここからが本題
こちらが新井貴浩がホームランを打ったときの映像です
全 員 無 視
その後はがいじめにされる西岡
どうやら無視しようぜーと言い始めたのも
何を隠そうこのポーズの発案者西岡wwwwww
こうした積み重ねが新井選手を退団に追い込んだきっかけではないことを
阪神ファンとして心から願います...w
2014年4月10日 対横浜戦
そんなある意味ミラクルプレーを連発してきた新井選手が
阪神で過ごした最後のシーズン
西岡と福留が開幕してすぐ守備で激突するなど
阪神にとって辛すぎる出来事に見舞われた4月
この男も今までの辛いプレーを集結させたような辛すぎるプレーを最後に見せてくれた!
舞台は阪神のホーム球場阪神甲子園球場
5-5の同点で迎えた6回ウラ
ノーアウトランナー1塁3塁と勝ち越しには絶好のチャンス!
この場面で迎えるは代打・新井貴浩
さあこのあと何が起こったのか!?
まず映像をご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=h--2IqXeA-A
お わ か り だ ろ う か
なんと新井貴浩が打席にたつ前は
ノーアウトかつランナー2人の状態だったのが
新井の打席終了後にはなんとあっという間にスリーアウト!!!
つまりは1人で3アウトをとってしまったのだ!
まさにツラトリプルプレー
とりあえず順を追って説明すると...
打席に入ってすぐ相手がワイルドピッチでボールを見失ったの見て
弟で3塁ランナーの新井良太を呼び走らせるもホームでタッチアウト(これで1アウト)
良太が1度走るのやめているのになぜ走らせたのか...
その後ショートゴロを打つ新井
ランナーを3塁まで進めたのかと思えば
なんと2塁ランナー鶴岡が相手のショートと交錯して守備妨害でアウト(これで2アウト)
運が悪すぎるとしかいえない展開...
そして1塁に取り残される新井
なんとか得点圏に塁を進めたい気持ちが出てしまったのか
極めつけはバッターが「待て!」の指示を出しているにもかかわらず暴走w
結果2塁タッチアウトでスリーアウトチェンジ...
なんとも
後味の悪いトリプルプレー
なのでした
そんな記録よりも記憶に残るようなプレーや出来事によく見舞われる
おそらく球界一辛いプロ野球選手新井貴浩
今後も新井貴浩から目が離せません!
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