まずはこちらをお聞きください
横浜DeNAベイスターズのチャンステーマ曲の原曲でも有名な
ファミコン用ゲーム「わんぱくダック夢冒険」の楽曲「月面ステージ」なんですが...
実はこの楽曲
作曲経験ゼロだった僕がわずか1週間ほどで作成した楽曲なんです！
うまいかヘタかさておき...
ちなみに僕は
この作曲方法を誰かに教わったわけでもなく
ただ単にこの曲作りたい！って思いから
いろいろ調べた結果でこの楽曲の完成までたどりつきました！
なのでもしかしたら他にも
「ファミコンのような音楽を僕も作ってみたい！！！」
って衝動に思わずかられてしまうゲームファンも多くいると思うので
今回はそんな作曲経験ゼロの僕でもできた
ファミコン音楽チップチューンの作り方
をまとめてご紹介していきたいと思います！
- STEP1 チップチューンの構造を理解する
- STEP2 作ってみたい楽曲を決める
- STEP3 使用機材と制作環境をそろえる
- STEP4 作ってみたい楽曲を演奏している人の動画を探す
- STEP5 実際に機材を使って打ち込む
STEP1 チップチューンの構造を理解する
といってもお勉強という固苦しいものではなくて
ファミコンの楽曲がいかにしてできているかをなんとなく理解するということです！
このなんとなく理解がないとおそらく後で行き詰まるかと思います....
そんななんとなく理解なんですが
文章で読むより実際に聞いたほうがわかると思うので
チップチューンの構成がよくわかる動画をご紹介します！
本ブログで以前紹介したことのあるバンドNES BAND
ファミコンの名曲をキーボード3台と電子パーカッションでほぼ完全再現しているバンドなんですが
そのリーダーであるマツケン先生が
実際のファミコンの楽曲を例に楽曲の構成や表現の仕方などについてこの動画で語っています！
実はなにかと簡単そうに見えて何かと制限が多い音楽でもあるチップチューン
それだけ奥が深いってことなんですけどね...
とりあえずこの時点では
着メロで3和音・4和音のメロディをつくるのとはワケが違うんだ
ということだけなんとなく理解できればよいかと思いますー
なおNES BANDの神演奏に関しては
上記の記事にまとめていますので
こちらもチェックしてみてくださいね！マジでスゴイから...
STEP2 作ってみたい楽曲を決める
次は自分が作ってみたい楽曲を決めます！
オススメは簡単そうな楽曲を選ぶのではなく
自分が好きな楽曲を選ぶことだと思います！
でないと制作途中ですぐに思い入れとか熱意がなくなってしまい
楽曲制作を途中でやめてしまう恐れがあるからです...
ちなみに僕の場合は
横浜DeNAベイスターズ好き→チャンステーマ好き→原曲好き
→作ってみたい！
という感じで作る曲が決まりましたw
なおチップチューンでオリジナル楽曲を作ってみたい！
と思う人もいるかと思いますが
ある程度楽曲をコピーしてからオリジナル作ったほうが断然良いと僕は思うので
コピーからすることを僕はオススメします！
STEP3 使用機材と制作環境をそろえる
さてチップチューンをつくる心構えと楽曲が決まったところで
いよいよ楽曲制作の準備をしていきます！
使うものはこちら
パソコン
これがないと始まりませんw
できればノートパソコンのほうがいつでもどこでも制作活動ができるのでオススメです！
※ちなみに僕はMacBook Proを使用
DAW
DAWとはデジタル・オーディオ・ワークステーションの略で
音楽制作に必要なソフトのことを言います
無料で入手できるDAWは世の中にたくさんあるようなので
自分に合いそうなものを選んで入手してみてください
ちなみに僕はMacの標準アプリであるGarageBandを使用しています！
音源
しかしこれだけでは
チップチューンのようなピコピコしたサウンドで作曲することができないので
こちらも無料で入手できるプラグインMagical 8bit Plugを以下のサイトでダウンロードします！
DAWへのインストールなど設定方法に関しては
それぞれお使いのDAWの名前とMagical 8bit Plugで検索をかければ
でてくると思うのでそれに従って設定をしてみてくださいー
Google先生、お願いします...
MIDIキーボード (あれば)
これはあればでよいです！
ちなみにこれを使うとキーボードを弾きながら曲を打ち込めるので
何曲も作ってみたい人は是非オススメです！
STEP4 作ってみたい楽曲を演奏している人の動画を探す
あ、耳コピできるよ！って人は
このステップは飛ばしていただいてかまいません...
作曲経験ゼロの人間にとっての1番の壁は
作りたいメロディの音階がわからない
ということだと思います！
しかしご安心あれ！
世の中には自分が演奏してみたいと思うゲーム音楽は
ほぼ100％キーボードなどで演奏して動画として公開している人が存在しています！
その人たちの力を借りて音階を捉えることができれば
もうこれでできたも同然です！
しかし演奏してみた動画だと手元が見えないものが多くわかりづらいと思うので
僕のオススメはYouTubeに多く公開されているこの
Synthesiaで演奏してみた動画
これだと音階の他に音の長さやタイミングが初心者でもわかるようになっているため
DAWで打ち込む際にも見ながら制作に取り組むことができます！
また楽譜がすでにある楽曲に関しては
楽譜を参考に制作することもできるので必要であればゲットしたほうがいいかも！
STEP5 実際に機材を使って打ち込む
さていよいよ曲を打ち込んでいきます！
しかし僕もまだ3曲しか作成していないど素人なので
楽曲制作のテクニックなどに関しては
以下の記事を読んで参考するのをオススメします！
スマホでファミコンを再現したゲームを制作しているスキップモアさんの記事
実際にGarageBandとMagical 8bit Plugを使用してゲームの音楽を制作されているので
今後オリジナルの楽曲を作ってみたいという人はいろいろ音源を聴いて参考にしてみるといいかもしれません！
具体的なパラメータの設定値など参考にしたい情報がいろいろ載っています！
さすがにドラムだけは楽譜などがあまりないので作っていく上でおそらく耳コピになると思いますが
その基本情報がこの記事には書かれているため
ぜひ一読しておくことをオススメします！
あとドラムに関しては...
記事ではなく動画になりますが
ドラム(ノイズ)のパラメータ設定に関して参考になるので掲載しておきます！
他にも同じようなMagical 8bit Plugで制作している様子をアップした動画がいくつかあるので
わからない部分はそれを見て参考にすればよいかと思います！！！
他にもいろいろ知っておきたいテクニックなどがあると思いますが
楽曲を作っていくうちに自分でもだんだんわかるようになってくると思うので
ぜひ自分でパラメータをいじりながら
ピコピコ音を楽しんで作ってみてください！
ただしこだわりすぎるとキリがないので
作るときには期限を設けたほうがいいと思います！！！
僕は期限なしで作っていたら音作りだけで5日ぐらいかかってしまいました...
とりあえずこの5ステップで
コピーとはいえ初心者でも簡単にチップチューンの楽曲を自分で作れるようになったはずです！
とはいえいろいろ書いてきましたが
曲作りはテクニックももちろん必要ですが何より
ゲームの音楽を好きな気持ちが大事だと思います！
おそらく曲作りにあたって
何度も同じような音楽を聴くことになるかと思いますが
そうした好きな気持ちがあれば
必ず自分の求めている音だったりメロディだったりにたどり着けると信じております！
なので
ファミコンのような音楽を作りたいと思うそこのアナタ！
ぜひとも作曲経験ゼロの僕でもなんとかできた(と思う)のでチャレンジしてみてはいかがでしょうか？？
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